子育て経験のない若い男の子がベビーカーを使用する人の気持ちを知るために実際ベビーカーを持って街に出た話。
経験者は全部わかる話だけど、経験のない人にもとてもわかりやすいのでは。
こうやって一人でも理解しようとしてくれる人が現れるのはありがたい話。
みんながみんなこんなことできないから、できることといったら想像することなんじゃないかな。
(さっきTwitterで23歳の女性飲食店店員が店で授乳するひと目のやり場に困る、という新聞記事が拡散されててもうなんか色々いいたくなったものある。乳丸出しじゃないんだし。授乳室行けとか。。。食べながら無理じゃん。一緒にご飯食べて何が悪いんだろう?授乳室ない場合、トイレでの授乳ほど屈辱的なものはない。子どものご飯をトイレで・・・ね。なんで産まれながらに便所飯なんだよ)
私がベビーカー問題について思うのは、子を育てる上で必要不可欠なベビーカーをあたりまえにどこにでも存在するものとして社会が受け入れるべきだと思うこと。
たしかに使う側にも配慮は必要だけど、まわりが見守ってあげれば済むモンだと思う。
子を産めば絶対使うモノなんだもん。子を産めば誰もが通る道。
繰り返し繰り返しそういう生のサイクルが行われてきたはずなのに、なんで急にベビーカーが邪魔扱いされてしまうんだろう?
しかも子を産めば誰もが通る道だけど、誰もが通り過ぎる道でもある。
まぁいいとこ3年って感じでしょ。
一生車いすの人には配慮するけど、一時的な人間には配慮はいらないの?
よく妊婦様とか子連れ様とか態度がでかいとか言われるんだけど、なんでなんだろう。
心がゆがみすぎだよね・・・そんなこと考える人。
まぁ確かに視野が狭くなって自分と子どもだけになっちゃう場合もある。けど、必死なんだよ、生かさなきゃって。
だからまわりがどうぞどうぞ、って見守ってあげればいいだけなんだよね。
あ、あとSNSが発達して、ふだんならお蔵入りになっていたような小さなできごとも拡散されるから必要以上に子育てしにくい国イメージが浸透して行っている気もしなくない。
私がベビーカーを使っていたときは、みなまわりは子どもにとても優しく
高校生のお姉さんからは階段で「ベビーカー持ちましょうか?」ってやさしく声をかけられたこともある。
お兄さんにどうぞ、って席をゆずられたこともある。
おばちゃんが子どもをあやしてくれたり、大変ねぇと声をかけられたこともある。
あ、あとベビカで信号渡りきったあとにベビカのひさし?の上に置いていた革手袋が風で道路に吹っ飛ばされて、ああ赤になっちゃったから車にひかれちゃう・・・子を置いて取りにも行けないしあきらめよう。と思ったときそばにいた男性が忍者のように素早く拾ってくれて、「落ちましたよ」って手渡されたときはほんとうに感激した。惚れるわ。
私が子を産んでからはまわりはみんな優しかったんだけど・・・今は違うのかな?
(確かに妊婦には冷たかった。私はわりとヤセていたのにお腹だけスイカ入ってんの?ってくらいボッコリ出ていて誰がどうみても妊婦スタイルだったけど、配慮してくれる人は皆無だったな・・・)
なんつーか、必要以上にクレームがみなに行き渡りすぎている世の中という気もする。
おかしい人っていつの世の中にも一定以上いるから、それが増えたんだとは思いたくないなぁ。
SNSのせいだと思いたい。
まぁ何がいいたいのか分からなくなったけど、経験のある人は配慮してあげようよってことと、経験のない人も想像力をもって配慮してあげようよってこと。
ベビーカーに限らず。ね。
おまけ
そういや私の時はスリングという布をリングに通した抱っこひもを使っていたので子どもがコロっと寝るし、授乳もラクラクで神の抱っこひも!って思っていたけど今はどんなのが流行ってるんだろう?
スリングに収まりきれなくなったら前抱っこのひもにかえた。
子どもが喜びすぎてハッスルするので決してラクではないけど、すれ違う人にかわいいですね~って声かけられてほっこりしてたな。
ああ、過ぎれば本当にいい思い出しかないなぁ。
赤ちゃん、幼児育てている人たち大変だけどガンバレ-!
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