息子に欲しい本があるんだけど、と言われて頼まれた本。
「元素生活」
なんでも、理科が得意で大好きな友達に
「めっちゃオススメ!」
と太鼓判をおされた本らしく、それなら・・・とすぐに大好きamazonさんで購入。
前知識がなかった分、中身を見てびっくり。
元素というと堅苦しいイメージだけど、すごく楽しい本!
とても良かったので、紹介します。
元素を擬人化
擬人化、といっても流行の萌えキャラではない。
こんな感じの脱力系。
しかもその擬人化の仕方にきちんと筋が通ってある。
発見が古いものはおじいちゃん顔、新しいものは若者顔。
重いものはデブに、軽いものはガリガリに、などなど・・・
持っている性質などによってすがたや格好が分類されている。
それによってぱっと見である程度どんな性質をもったヤツなのかわかるようになっている。
なので、見た目だけ楽しげで役に立たない本とは違うところがすごくいい。
何に使われているとか、含まれているとかそういったデータも書かれているので元素を身近に感じる。
たとえばこんなの。
人間の物質の価値なんて13000円なんだってw
イケメンだろうが金持ちだろうが、しょせん人間なんて13000円。
そう思うとちょっと強くなれるような気がする。うん。
こんな感じで、元素一つ一つの解説とまめちしきがたくさん載ってる本。
けっこう発行年月が古いので(2009年)ウンウントリウムはニホニウムと命名された!ことまではのってない(そりゃそうだ)
ニホニウムちゃんが見たいので、改訂版欲しいな~
<追記:3/21日に完全版が出たようです!>
元素の後半は人工的に作られた保持もまともにできないような元素ばっかりだけど、こいつらにもきっと何か役割があるんだろう・・・難しいことはわからないが。
元素と言えばコレ
美しい写真たちを見て、ええ~っとなるのも面白いと思うのでこちらもぜひみてほしい。
これを読んで世界には元素コレクターというヲタクがいることを知った。
危ない物質も放射性物質も数秒しか保持できない元素もあるのに。
ロマンあるよね・・・
ニホニウム記念に、元素に思いをはせてみてもいいかもしれない。
113Nh、お名前決定のニュースが駆け巡りましたね。実は!『元素手帳2017』には、バッチリ新キャラ4体が登場してます。これはニホニウムちゃん。他のがどんな姿か気になった方は、書店で『元素手帳』を探してみてね。 pic.twitter.com/ITPF13CNuz
— 元素周期表同好会 (@gensoclub) 2016年12月6日
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