評判いいし、ツイッターのTLで素晴らしいファンアートがたくさん流れてきて気になってまして。ストーリーも社会派だとか。気になるっ!
そしてついに観てきた~!
ケモナーは今すぐ観に行った方がいい
私はタイトルにケモナーを持ち出したくせにケモナーではない。
なんというか獣人みたいなのがニガテ。
人間寄りのフォルムに獣要素、ってのがすごくニガテ。
だからブラッディロアとか(人間が獣化して戦う要素がある格闘ゲーム)PSUのビーストとか(ファンタシースターユニバース。複数の種族が共存している。ビーストはケモと人間を掛け合わせて労働力として使役するために人間に作られた種族)とか本当にダメだった。
でも安心してくれ!私のように人間寄りのケモが苦手な人でも大丈夫。
ズートピアの描写はケモっていうかケモノ。きちんとケモノ。
観ているうちに没頭できるから全然問題ない。
獣人系が苦手な人もOK
いやぁまず絵がスゴイ。モッフモフ!
猫の首をつかんで持ち上げたことは誰にでもあるんじゃないかと思うけど、ああいう肉感とかもふもふ感がスゴイ。
私も某チョロQゲームを作ったとき、チョロQが街で生活しているという設定だったものだから、チョロQの生活とは?家とは?家具の高さは車の車高と同じくらいなんかなーとか想像して考えたものだけど、ズートピアも動物たちが二足歩行して人間のような暮らしをしていたら・・・ということを真剣に、そしてユーモラスにつきつめててすごく面白いと思った。
ストーリー
動物たちが同じ街で暮らしているものだから、種族間の個体差は人間の比ではない。
ものすごくみんな違う。
だからこそ、そこは一見平和に見えるけど、差別と偏見に満ちあふれている。
そういう部分をストレートに盛り込んできていて、噂通りの社会派ストーリーになっている。
自分の中にある差別すら浮かび上がらせてしまうストーリーは見事と思った。
大人から子供、女性、男性、人生経験などの違いでも刺さるポイントが違っていてほんと誰にでも楽しめる映画になっている。
しかしそんな難しいことは考えなくてもいい・・・
ニックがかっこいい!!!ジュディかわいい!!!
ジュディはうさぎなので音に敏感で、耳にいろいろ表情があるけど、他の動物もきっと固有の特徴をいかした描写がされているに違いない。出てくる動物の特性を調べてもう一度観たい・・・
声優と主題歌
声優さんは誰だとは最後まで気づかなかった。ジュディは少し固い気もしたけど、きまじめなところが現れていると思えばいい感じ。
また、E-girlsのamiさん歌う主題歌は劇中のシャキーラが歌う曲の日本語版(アナ雪みたいな)って感じみたいだけど、ジュディと声が似てるような、かわいらしい感じなのでまるでジュディが歌っているみたいで、映画にすごくマッチしていて良かった。
総評
動物擬人化好きは今すぐに行くべし!行かないと後悔する!
あの絵とかに特に抵抗がない人はいろんな人に観て欲しい!
映画館に入るとき、中学生男子(たぶん)3人が仲良く観に来ていたのだけど、彼らはどんな感想を抱いたのだろうかとふと思う・・・
ジュディに萌えてケモに目覚めたりしてしまってないだろうか・・・
いや、そんなこと分からないしどうでもいいことなんだけど。
気になってる人はぜひ劇場に足を運んでみてほしい!
コメント