最近テレビアンテナがぶっ壊れて、テレビを一切観なくなった。
ドラマ等も、もともと観ないので、今のところ支障はない。
というわけで夕飯の時とか、テレビの代わりにamazonプライムビデオにお世話になっている。
タイトル聞いたことのあるやつとか片っ端から毎日映画を観ている感じで
なんだかぜいたくだなぁ・・・と感じる。
それで「きっとうまくいく」というインド映画を観た。
あらすじはインドのエリート理系大学で学ぶ3人の男達の10年をまたぐ友情と
幸せな生き方とは何かをつねに追求する主人公の生きかたに影響された
3人の選んだ道とは・・・?みたいな感じ?(3時間をひとまとめキツイ)
これが3時間もある映画だというのに 現代、思い出、と行き来をして飽きさせない構成
シリアスとコメディが入り交じったキャラとストーリーにくぎづけになってしまった。
日本ではありえないようなちょっとウエットな友情。いいよねぇ・・・
ラストシーンなんて背景とともにスカッと晴れ渡るような伏線の回収の数々。
脚本もスゴイよ。
見終わってキャラやストーリーを把握したところでもう一度観たいって思っちゃった。
この映画の公開は2009年ということで、現在とは少し違うのかもしれないけれど
インドでは家庭の事情や親の期待を背負ってエンジニアにならざるを得ない
というような人がけっこういるのだろうか?
インド式計算とかが流行ったくらい計算に強いからインドの人はエンジニアが多い
のだと思っていたけど、そう単純な話でもないのかもしれない・・・と
国の事情を感じたりもした。
そういや私のお客さんでインドの方と少し交流があったのだけど
その人も若き理系バリバリエンジニアで、日本で技術系の仕事してるっていってたな・・・
メイン主人公であるランチョーがまたイケメン天才かっこよすぎ。
インド映画の主人公っていったら、ヒゲ必須でなぜかおっさんでハデハデの衣装着て踊るんでしょ・・・くらいに思っていたのでその認識をあらためることになった。
ランチョーひげがないし若い。
そこでふと気がついた。
あれ、ハデハデな衣装じゃないけどこの映画も踊っていたぞ?と。
なんか気持ちが盛り上がるところで踊るので、全然おかしいとも思わなかったし
インドっぽい、とも思わなかった。
むしろ一緒に気持ちがアガっていった。
「All is well~」
のフレーズがずっと抜けないくらい。
一方その前に観たラ・ラ・ランドはというと・・・
オープニングのミュージカルからすでにあああ、ダメ、ニガテだ~~~
と思ってしまった。
ミュージカルのダンスも歌も美しいしキラキラしてるし・・・
でもなんで私はダメなんだろう。
なんか、私の大嫌いなフラッシュモブを見せつけられているような気持ちになってしまったのだ。
作品のために補足するとラ・ラ・ランドは面白かった。
とくにラストふたりが目を合わせた瞬間はじまるシーンから現実に戻るまで
グッときた。
ここだけのためにミュージカルもあってよかった・・・と思えた。
だけどその他のシーンでの踊りはうっ!と軽い拒否反応が起こってしまった。
きっとうまくいくでは踊りのシーンでもうわぁ・・・って思わなかったのに
どうしてラ・ラ・ランドでは思ってしまったんだろう?
ちょっとわからない。
どちらも観てソンはない映画だと思うので、amazonビデオの見放題に入っているうちに
ぜひ観て欲しい。
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