出戻りだけどモンハンライズ楽しい

まずはちょっとしたポエムを聞いてくれ。

私は一度モンハンを捨てた。

PSPのモンハンでハマって、ル○アールに持ち寄り友達と狩りをしたりしたこともあった。

公式主催のイベントにも参加して、知らない人と狩りをしたりもした。

それから3、DSの4と少しだけやったが記憶にほとんどない。

完全にモンハンはもういいやと思ったのはDSの4をプレイしてから。

なぜ火山に引きこもって神おま探しなんてやらないといけないんだろう。

アクションゲームなのに正直グラフィックもきつい。

持ち運べるのはいいが・・・

極めつけはゲームの中身は何も変わっていないと感じたことだった。

おなじすぎる。

また同じ事を繰り返してHRあげて・・・その先に何があるというのだ。

モンハンはもういいや、何も変える気がないみたいだから。

ゲームの進化をやめた(ように私にはみえた)モンハンはもういらない。

よってDSのクロス、ダブルクロスやワールドももちろんやってない。

そんな時、和風モンハンの発表があった。

和風、いいねぇ・・・

虫？なんか難しそうだけど・・・

小出しにされる情報をながめながら、捨てたはずのモンハンが気になっていった。

満を持しての体験版。

数回でやめた。

虫わけわからんよ、むずい。

でも慣れると楽しそう・・・？

その頃Switch版APEXのサービスが開始されてはじめたので、やってるゲームが

APEX、フォートナイト、スプラトゥーン2、原神と、どう考えてもアクションゲーム同時進行しすぎている。

まぁだからモンハンやる余裕はないだろう。

どうせモンハンはモンハンだから、いいかな・・・

そう思っていた。

迎えた発売日。

何事もなく過ぎていった翌日。

夫がSwitchにモンハンライズをDLしていたのだった！

まぁせっかくだからつきあってあげるか・・・

その日からモンハンライズの生活が始まった。

和風モンハンの世界観

和風、すごくいい。

中世風ファンタジーならエルフ耳はエルフだが、モンハンライズは竜神族なんだそうだ。

そそるぜぇ～これは。

里長がかっけーから、あんな渋い男になりたいってキャラメイクで65歳のおっさんを作ったが、あれほどの貫禄は出なかった。

(つやつやの65歳)

・・・里長何歳なんだ？

受付嬢がその竜神族の双子なんだけど、そっくりでかわいいんだ。

このゲーム、定期的にモンスターに襲われるから一般人も武装するみたいなんだ。

茶屋娘とかまで。

んで、普段は仕事して生活してるってのにイザって時(百竜夜行)みんな武器を手に戦うんだよね。

で、竜神族のふたごちゃん、そっくりだけど持つ武器が違うのね。

ヒノエが弓、ミノトがランス。

二人とも手袋をしているんだけど、ヒノエは弓だから指のところが一部開いてる。

弓とかで使う手袋になってるみたいなの。

タレ目かつり目か、だけじゃないわけよ。

こういう細かいところ、好きだわ－。

里のみんなも私のことをヒーロー扱いしてくれて、めっちゃ持ち上げるし

りんごあめ売りのコミツちゃんも茶屋娘のヨモギちゃんもことあるごとに

「大好き～」とか言ってくるしもうさ、守りたいじゃないの、このカムラの里を。

犬

オトモといって、プレイヤーを助けてくれる相棒がいるんだけど、犬と猫。

猫はアイルーでおなじみだけど犬！犬！

豚が捨てられたみたいだけど和風だからしかたないね、犬がいいに決まってる。

そしてフクズクというフクロウっぽい鳥をペットとしてもらえる。

狩りにいったとき、最初に飛ばしているみたいで

モンスターの位置などがわかるのはこの子が頑張っているからなんだって。

かわいいね。

もちろんモフれる。

わんわんは乗って移動ができる。

もっさりアクションと言われてきたモンハンに革命がおきた。

移動が速いよ！犬をダッシュさせてもスタミナが減らないよ！

わんわんに乗って移動しながらショートカットで砥石が使える！

しかも砥石も無限で、アイテムボックス圧迫しないよ！

もう犬がいないモンハンはやりたくない！

翔蟲アクション

今回翔蟲という要素が追加され、虫をとばして移動したり、アクションしたりできる。

どんな感じかというと、よく言われてるのが進撃の巨人の立体機動。

誰が想像しただろう。

モンハンが、でっかいモンスター相手に4人がびよんびよん立体機動しまくって狩るゲームになるなんてことを。

みんなぴょんぴょこぴょんぴょこ。

スタイリーーーーーッシュ！

壁も走れるよ。

ジャンプは相変わらずできないけど、翔蟲アクションで補えている。

もう蟲のないモンハンはやりたくない！

操竜 と百竜夜行

今回いちフィールドに3体ほど大型モンスターが存在している。

凶暴なモンスターたちが出会ってしまうこともあるのだが、そういうときどうなるかというと

ストリートファイト？モンスター同士のケンカが始まる。

さすがモンスター、時にはど派手な空中戦をやらかしたりもう大暴れ。

それをみている私は完全なやじうま。

競馬場の人やプロレスの場外乱闘に興奮するお客さんのように

「やれ～～～　やっちまえ～～～！いいぞ～～～！！」

と叫んでいる。

ターゲットモンスターに肩入れして、試合観戦の気分である。

ボロボロのクシャルダオラがマガイマガトに真っ先につっかかり、空中戦をやりはじめたときはクシャのプライドに涙した。

で、この試合の先に待つものは「操竜」

どうもやりあうと操竜ゲージがたまるようで、待機状態になる。

こうなるとプレイヤーがモンスターを蟲でひっつかみ、たづなをひくかのようにあやつることができるのだ。

じゃじゃ馬をのりこなす快感。

さんざん苦しめられたモンスターの技をくりだす快感。

フルフルの首ものびるよ！あの技出せるとか感無量。

レイアのサマーソルトだって出せる！

苦手なモンスターだってあやつっちゃえば私のもの。

そしてこの操竜がたのしみまくれる会場がある。

百竜夜行だ。

百竜夜行

文字通りモンスターがめちゃくちゃ里におしよせてくる。

こいつらはなにかの意思によって里を目指しているらしく、大勢いてもケンカはしない。

ひたすらに里の守りを壊し、進入しようとしてくるのだ。

これを阻止するのが百竜夜行というクエスト。

モンスターがあほみたいに押し寄せてくるので、操竜のチャンスも多い。

そして操竜するとまわりにモンスターが大量発生してるので暴れ放題なのだ。

フルフルで大量モンスターをいっきに感電させたり、ラージャンでビームうったり、タイマンの操竜とはまた違った遊び方ができる。

籠城戦モードなのだが、3乙の概念がないので何度やられても大丈夫。

反撃のドラというのが鳴ると、プレイヤーの火力がめちゃくちゃ高くなりお祭り騒ぎ。

皆はそなえつけの兵器を投げ出し、武器を手に大量のモンスターに突っ込み大暴れ。

ふだんは見られないダメージ値に脳汁ぶしゃー。

ツールとして里長や茶屋娘、受付嬢も戦いに参加してくれるのも萌えポイント。

曲もたいへんアガります。

守りたい、このカムラの里を。

マルチプレイ

救援要請という要素があり、自分がクエストをたてるときonにするとそのクエストをやりたい人がかけつけてくれる。

もちろん来ない場合もあるが・・・

なので一人でも問題ない。ライズでは友達がいなくても大丈夫なのだ！

世界のお友達がかけつけてくれる！

よくわからないロビーに入って「おじゃまします」「よろしくお願いします」「ありがとうございました」ギルドカード交換とか面倒なことはないのだ。

(ハンターコネクトというロビーに参加者をつのれるツールもあるので、以前よりましだろう)

救援要請制度には賛否両論あるだろうが、私は後腐れがなくて好きだ。

救援者に３乙されたこともあるが、一期一会だから別にそんなこともあるかで済む。

キャンパー(キャンプから出てこないで他の人に倒してもらい報酬だけ受け取ろうとする迷惑プレイヤー)もホストなら簡単に蹴れる。

 みため・重ね着

しばらくモンハンしてなかった私にとってはついにキターーー！という感じだった重ね着装備。

ようするに中身はガチスキル編成でぐちゃぐちゃでも、アバターの外側を別設定できるので好きな見た目で狩りができるのだ。

セット装備とかかっこいい・かわいいのがたくさんあるのに今までできなかった。

今回は好きな姿になれるのだ！

着たい服がまだまだたくさんある。

これだけで色々遊べそう。

(もらったチケット3枚ではじめて作ったガワ装備)

オトモたちのガワも重ね着できる。

今回のデザインとてもかわいい・かっこいいのが多いのでこれまた色々楽しめそう。

(ランプの魔神ネコ　浮いてる！)

親切になった

ハンターノートでモンスターの肉質や弱点等をみられるようになった。

今までは攻略本がやってきたことだろう情報をゲーム内で開示するとはすごい。

鳥頭ですぐに忘れる私はこれのおかげで非常に助かっている。

ステータスをアップさせる食事(今回はおだんご)をとりわすれてクエストに行ってしまっても大丈夫。

拠点のテント内で食事ができるのだ。

同じくオトモを間違えてもテント内で設定し直せる。

ファストトラベルで拠点(今回複数ある)にひとっとびできるから、ターゲットモンスターにすぐ近寄ったり、弾がきれたら取りに戻ったり、いろいろできる。

そう、今回ペイントボールがいらなくなった。

地図上にモンスターが常に丸見え。

これもフクズクが頑張ってくれているらしい。

たまにはナデナデしてエサをあげようね。

ついでにいうとホットドリンク・クーラードリンク等もいらなくなった。

モンハンだから・・・で済ませていたダメな部分にきっちり手を入れて初心者でも遊びやすくしてくれた印象がある。

開発の改革意識と熱意を感じた。

簡単になったぶん、プロハンターにとっては物足りない部分もでてくると思う。

私にはほんとに難易度や快適度もちょうど良く、とても楽しく遊べている。

モンハンを変えてくれた開発に感謝したい。

プロにはおすすめできないが、ライトに遊びたい人、初心者、モンハン気になるけど今までスルーしてきた人、一度トライしたけど難しくて投げた人等々のかたにはぜひ触ってみてほしい。

その他細かい好きなところ

ムービー

はじめて戦うモンスターの時、紹介ムービーが入る。

語り部？詩吟？津軽三味線？琵琶法師？ちょっとよくわからないんだけどなんかそういう和風な感じでべべんっ！と語りが入るんだよね。

私はあれ好き。あれが入ると初めてのモンスターだ～ってアガる。

全部のモンスターで大げさなところがまたよい。

グラフィックがいい

移植モノとかムリしてるゲームとかだと画面がぼやけてたり、Switchなんてこれが限界・・・みたいなことになりがちだけどライズはきれい。

Switchのきれいさを追求しているように感じる。

すごくクリアーなんですよ、画面が。

開発さんの努力を感じますね・・・

▲転売価格だけど微妙に安め。なぜなのか・・・ちゃんと予約して定価で買えば良かった。ほしい。

マガイマガドさんのアミーボとんでもない価格になってる・・・