先日ベネッセの調査で、中1の半数は小学校の英語が役に立たないと感じているという結果を発表した。
実は中2の英語授業と小6の英語授業をみる機会があって、その時同じようなことを考えていたので考えてみる。
小6の英語授業
外国の先生で、授業内容は私がイメージする幼児向けの英語教室って感じ。
a~zまでの単語を学ぶ内容では、アルファベットのついたポケットから頭文字のついたマスコットを取り出す。
子ども達は頭文字から今まで習った英単語を想像して、何が入っているか口々に発表する。
正解だと先生は発音しながらマスコットを取り出して見せる。
生徒は歓声をあげる、という感じ。
明るくって、面白いわけですよ。
みんなが発表したくて手を上げていて、わいわいとした雰囲気でみんな笑っていて。
中学校の英語授業
日本人教師が英語を教えている。
いわゆる教科書英語ってやつ。
たぶんベテラン英語教師なんだろうけど、日本の英語教師としてベテランなのであって
日本人が英語を使いこなせるようにするベテランではない。
リスニングについては絶望というか・・・
では文法は?というとみんな口をそろえて英語はニガテと言うわけ。
中学校では急にお勉強英語になってしまっている。
中学校なのである程度お勉強になっちゃうのは仕方ないんだけど、日本人は英語が苦手といわれてもう何十年だってんだろう?と思う。
これはおそらく私の時代と何も中身がかわっていないのではないだろうか。
小学校と中学校
何も変わっていない従来型の中学校英語。
それにとってつけたように小学校では英会話教室のような楽しい英語。
この間に何もないもんだからそりゃぁギャップは生まれるだろうな、と思う。
英語たのし~って中学校に行ったらアレなんだもん。
ではどうしたらいいのか?
そもそも英語を勉強する意味とはなんなのか。
本当だったら基礎学力をたかめ、英語で世の中を渡っていけるようにっていうのが願いなんだと思う。
英語という壁をつくらないように、と。
でもどう考えても英語の壁はなくなっていない。
私の時と何も変わっていない。
英語の必要性は叫ばれ、勉強しなきゃって思った人は英会話教室なりなんなりに行って結局勉強しなおすことになる。
じゃぁそれまで学校でやってきたことってなんなんだろ?って思っちゃう。
都合やらぜんぶ無視して私がどうなったらいいかと考えると
授業はネイティブの先生、先生足りないって言うなら動画配信授業とかすればいい。
んで、英会話中心でいけばいいと思う。
なんというか、ほんとに簡単でもいいから生きるのに困らない程度の会話をできるようになれば
壁がなくなると思う。
そこが大事なんじゃないかな、と。
文法は?と思うけどまぁそこは基礎だけはしっかりやって、あとは出川イングリッシュでいいじゃんって思っちゃうw
伝わらないのが一番恥ずかしいと感じると思う。
伝われば間違っててもいいでしょ。
読む方はグーグルさんがなんとかしてくれるw
私は英語わからない人間なので、テクノロジーの進化に期待している。
英語のゲームファンのブログとか日本のブログをみるようにのぞいてみたいもん。
んで、交流とかしたいもん。
海外でも子育てしながらゲーマーやってる母ちゃんと交流してみたいもん。
学校って最低限の生きる武器をさずけるところでしょ?
それが生きてなかったら意味がない。
いつも思うけどもっと面白いところに・・・変わっていかなきゃ。
つまり小学校英語が生きるのに役に立たないってことはない。
中学校の成績を上げるのにはやくにたたないってこと。
それはもったいないよって思う。
そろそろ変わっていかないと、日本マズいよ。
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