【第四巻】歴史をよく分かっていない私が新書太閤記を読んで感想を書き殴る

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浅井長政 – Wikipedia より

歴史をよく分かっていないたいやんが吉川英治の新書太閤記を読んで感想をメモるというコーナー。歴史好きなかたはほんとによくわかってないなーと思ってくれてかまわないです!

あらすじ

裏切った浅井長政のお陰で大ピンチになった信長。

信玄が死んだ。

坊主らも地位と武力を持ってたてつく。

ブチキレた信長は信念と大義をもって比叡山を焼き討ちしてすべて皆殺しにする。

ウザかった将軍を追放し、きれいさっぱり。

浅井長政のもとにいる妹を救おうとしていたが、いつもの秀吉の口車にのせ、妹と子どもはなんとか救い出す。が、旦那はサムライらしく自害。

功が認められ、あらためて城をかまえ、お母さんと寧々たんを呼ぶ秀吉。

 

感想

比叡山焼き討ち

信長の野望オンラインやってるときに出てきた僧兵ってなんなんだろう?って思っていた。

昔の人って今よりもちろん信心深いから、坊さんとかいったら無条件に尊敬するみたいなとこあるんだと思う。

んで、人々からカネと信心をあつめて調子に乗った坊さんたちは武装して、なんか雇われの兵士みたいに描写されていたのがちょっと驚く。

しかも坊さんの撃つ鉄砲はよくあたるんだって。

人々は神様のせいだとか厳しい修行のせいだとか噂していたらしい。

比叡山焼き討ちも、もちろん歴史で習った気がするけど修羅のしわざ、これはたたられる・・・というイメージだったけど、変わった。

大義を見ているからちょっとすごすぎるけど必要なことだったのかーと思った。

しかも信心深い昔の人が、一定数信長の焼き討ちを支持していたのはちょっと以外だった。理解されないものと思っていたのに、それほどまでに坊主は腐ってたんだろうな。

小谷城の戦い

秀吉の口車はすでにマジシャンとかメンタリストの領域に達しているな、これ。

本人としては飾ることなく真実を述べているだけ、って言うんだけどみんな信じすぎ。

武功ももちろんあるけど、こういった敵をまるめこむことで出世していく様は他の人にはできないことだなぁと思う。

長政とお市は計略結婚なのに、お互いを愛していた戦国時代にはめずらしいカップルだよね。(この小説しか読んでないからよくわかんないけど)

計略結婚だとお世継ぎ産ませたらあとは愛人とよろしくやるのが普通っぽいのに。

お市が懐刀で自殺しないかひやひやしたくらい。

長政を失って放心状態のお市は再起できるんだろうか・・・

その他

ちょっと前から竹中半兵衛の妹おゆうに手を出した秀吉。

あああー、昔の人ってやっぱ出世するとどんなに愛する奥さんいても愛人つくるんだなーと。

んで、キレてまわりに文句いってしまったのが信長の耳に入ってしまい

初めて信長の城に上がって対面したときに諫められてほほをあからめる寧々たん。

(寧々たんはそれまで本当に尽くしていたいい嫁さんなんだよ!)

その前も信長と秀吉の会話で

「寧々にまず会いにいったか?久しぶりの時くらいまっすぐ帰ってやれよ」

と言われ、あわてて自分サムライっすから、心は常に戦場にありますみたいな感じでごまかしていたのが笑う。

信長けっこういいとこあるんだよねぇ。

秀吉との会話が、なんかダチみたいな感じでなごむ。

新しい城に寧々たんがやってきたとき、あの奥の部屋主人の愛人の部屋っぽい!って嫉妬の炎に燃えそうになったとき、信長に諫められた事を思い出す。

なんつーか、女のバトル勃発なんだろうか。

こちらも今後どうなるのか気になる。

(wikiみたら浅井はあざいとあさいどっちが正しいかいまだ結論が出てないとか・・・どっちなん・・・)

 

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