<映画を観たことのある人対象の記事となっております>
映画は大ヒット、原作本も大ヒット中の君の名は。
私は試写会で一足早く映画を観ていたのだけど、まさかここまでのヒットになるとは思っていなかった。
面白いし映像もきれいだけどオリジナルアニメ映画だから、知らない人まで巻き込むようなブームになるなんて、きっとほとんどの人は予想できなかったと思う。
「君の名は。 Another Side:Earthbound」は、その絶好調君の名は。の各キャラクターにスポットをあてた本。
基本的に映画のストーリーの流れのなかで、各キャラクターがどんなことを考えていたか、何をやっていたか、という様子がわかるつくりになっている。
各キャラクターごとに軽く感想。
一人目は瀧くんなので目新しさはないのだけれど、入れ替わったときに感じる違和感
たとえばリーチが短いことによる違和感とか、そういった描写に自分も入れ替わったらこんな感じになるんだろうか?って想像力をかき立てられた。あとおっぱい。
二人目はてっしー。
いいやつなんだけど、ただのいいやつじゃなかった。
より人間くさくて男らしいてっしーに惚れる。
三人目は四葉。
このあたりから映画だけでは語られないエピソードが多くなってくる。
いい子でいようとした三葉にくらべ、俗っぽいというか天真爛漫?なイメージのかわいい妹ちゃんにも不思議な力が確かに伝わっているのがわかる。
四人目は三葉のお父さん。
レビューでこのエピソードの評判がよかったので、どんな話だろうと思って読んだ。
完全に映画では見られないお母さんとの出会い、結婚、別れが描かれている。
ヲタクな人にありがちな、自分のニッチな趣味を理解してもらえた快感とか喜びがあふれていて、ああー父ちゃんこれはお母さんに惚れるわーと思いながらにやにやして読んでいた。
神秘的でドラマチックなストーリー。
最初は神社の人間として頑張っていたお父さんが家を捨て、どうして市長になったのか。
むちゃくちゃな避難の事をどうして理解してもらえたのか?知りたい方は必見。
もう一回映画観るつもりのかかたは読んでおいてソンはないと思う!
(地上波初放送もかなり早そうだから、その前にもぜひw)
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