私がこのワールドに降り立った土地は、なんと村でした。
いきなり建物がたっていて、人が居て、生活しているようです。
最初に村にうまれたからこのゲームはたくさん村人が居て、建物とか勝手に建っていて、けっこうガヤガヤしてる感じ?なら楽勝じゃない?!
そう思っていた時期が自分にもありました。
その村はとても小さな村で、こぢんまりとして、建物も小さいのばっかり。
ひとつ、石造りの背の高い建物がありました。
息子が言うには「教会」なのだという。
教会があるから神父がいる。住人とは違って、黒いローブを着ているのがそうらしい。
正直全員顔一緒だから区別つかないんだけど、そこには確かに人が住んでいたのです。
住人は話しかけると交渉を求めてきます。
宝石をくれると、なにかあげるよというようなものが多かったので
こんな初心者が宝石なんてものを持っているわけもなく、無視を決め込むことにしました。
毎日村人達はなぜかある地点に寄り合い、ファーファーとひとみばあさんみたいな声を出していました。
交渉ができないから、村人のことをただのオブジェだと思い始めていた頃・・・
夜は恐ろしいのでベッドで寝て、飛ばすことにしていました。
朝になればたとえモンスターが出ても、太陽の光に焼かれ、燃え上がり勝手に死ぬとわかったからです。
ある朝、ゾンビに襲われました。
おまえも炎上してすぐ死ぬんだろう?そう思っていたのに一向に燃え上がる気配がありません。
よく見ると、いつものゾンビより小さい・・・?ちびゾンビ?
ちびゾンビは私をひたすら追っかけ回して、攻撃をゴスゴス加えてくる。
なんでお前は燃えないんだぁぁぁぁぁぁ!!!!!
しょぼい装備で応戦するも、力尽きてしまいました。
途中で旦那が応戦してくれたので、再び戻ってきたときにちびゾンビは片付いていましたが、何が何だか分からない。
ちびゾンビは燃えないようなので、要注意なのだと言うことがわかったのでした。
それからその小さな村を拠点に地下を掘ったり木を切ったりして、ある程度の余裕がでてきたのでそろそろ村人の交渉に応じてみようかな?と村を歩いていたところ・・・
あれ、村人見つからないな。
全然いない。どこいったんだろう?
くまなく探してみたけど、人っ子一人いないのでした。
牛を牧場作って飼育している近くからブモーと鳴き声はするものの、あのファーファーが全く聞こえない。
そこで私は先日のことを思い出したのです。
もしかして・・・ちびゾンビに村人やられてしまったんじゃ・・・
誰も居なくなった村に響き渡るブモー。もうファーファーは聞こえない。
村人は全滅した・・・・
ひょっこり夜が明けたらあいつらが帰ってくるような気がしていたけど、帰ってきませんでしたね・・・ほんとにいってしまったのかと切ない気持ちになりました。
そして地図を埋めながら次の街を発見。
けっこうでっかい街で、村人もたくさんいる!
ああ、人が居ることの安心感よ・・・
こいつらは絶対に守り抜く!
私は狂ったように家の外にも家の中にも村中をたいまつの光で覆い尽くしました。
今のところみんな元気です。
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