幼稚園、小学校とママさん達と世間話をすると出てくる話題。
『うちの子ゲームばっかりやってて・・・』
聞くと、ゲームが大好きで一日3DSにかじりついているらしい。
新しいゲームは一日で解いてしまうくらいなんだそうです。
ゲームに興味のない保護者の側からすると、子供が狂気じみて見えるかもしれません。
ハムスターが休まず滑車でぐるぐるしているみたいな・・・ねぇ、大丈夫なの?と言いたくなるような様子。
子供はなぜゲームに熱中しているのか?
面白いからです。
ゲームという物は、面白さを詰め込んだ宝石箱(彦麻呂風)と言ってもいいでしょう。
小六まで育てた感触ですが、子供は面白い物に飛びつきます。
面白い物をやりたがります。ツマンナイ宿題なんて大嫌いなんです。
逆にちょっと面白い宿題、例えば親にインタビューとかそういったものは喜んでいっていませんか?面白けりゃ喜んでやるんですよ。
要するにゲームばっかりやっている状態というのは、それより面白い物が周りにないということだと思います。
ゲームより楽しい物が提供できていないということでしょう。
ただ、あまりにも熱中しすぎている場合は、こちらにまったくなびかない可能性が高いです。
そういうときに、ちょっとずつゲームからこちらになびかせる方法をゲーマー親として考察します。
その1:ゲーマー心を理解せよ。”プレイ”中には話しかけるな
熱中しているゲームが何か、把握します。
ポケモンとかのRPGっぽいゲームなら比較的話しかけても大丈夫です。
アクションはダメです。集中をしていますから、邪魔をしてはいけません。
この時に何か言ってもバズーカ砲のごとく耳から耳へ素通りです。
それを理解せずに話しかけ、さっき言ったでしょ!聞いてないよの応酬になりお互いピリピリしてしまうのは不幸です。
アクションゲーをしているときは、一試合終わった後、ステージをクリアした後のリザルト画面などに話しかけなくてはいけません。
アクションに限らず、リアルタイムで進行するゲームはその進行しているときに話しかけるのは無駄です。ほっとゆるんだ瞬間を狙います。
そのために、親はまずゲームを理解する必要があるのです。
同じ土俵に立つのが一番早いでしょう。
その2:好きな物で釣れ
ゲームの手を止めることに成功しました。
で、何?次プレイしたいんだから早く用件喋ってよ?そんな感じではないでしょうか。
すかさず好きなおやつの話でも切り出します。
大好きなお菓子に反応を示すはずです。
おやつを食べながらのゲームプレイは当然厳禁です。
行儀悪いですし、ゲームコントローラーが油まみれになったりしてはいけません。
その行為は許されないことと説き、理解しないようだったらゲームが壊れるからと教えてあげましょう。
ここでおやつタイムを確保することができました。
大好きなおやつに会話もはずむはずです。
この時に色々伝達事項があれば伝えればいいのです。
学校での出来事なども話してくれるでしょう。
その3:外へ連れ出したいなら・・・
このタイミングで、外に出かけるよう切り出します。
ゲームに戻りたがったら、さらに魅惑の要素で釣りましょう。
今の段階で、あなたはゲームに負けているのです。大人力を使うことにためらってはいけません。汚くなどないのです!
それを繰り返し、自分がゲームに匹敵する、またはそれ以上の面白い人間だと認識させるのです。外に出たときにおもしろい遊びが提供できると遊びの幅も広がるでしょう。
重症にならないうちに子供にとって、面白いことを提供してくれるかもしれないと期待される人間になっておくことをお勧めします。
初期段階なら、ただ公園であそぼ?スケボーしよう?でも十分に喜んでくれるはずです。
そして、子供と一緒に楽しむことです。
その4:一緒にゲームしてみる
自分の好きな物に興味を示されると子供はとても喜びます。
妖怪ウォッチなどがヒットした原因は、アニメが親世代にヒットするようなパロディの連発だからだと思います。
親がアニメで笑う、子供も笑う。そうなると妖怪ウォッチは両方にとって面白い物になるわけです。
そりゃゲームも売れると思います。
我が家の子供達も、ポケモンのアニメは飽きた、といって妖怪ウォッチを見ています。
ですので、一番いいのは一緒にゲームを楽しむことだと思います。
ゲームをやめさせたいのに一緒にやるなんて??と思われるかもしれません。
不思議と子供って、気持ちが満たされると執着はなくなるものなんですよ。
親もキャッキャいいながら一緒にゲームを楽しんだら、不思議といつもよりプレイ時間は短くなるような気がします。
そして、また次の面白い物をさがす行動に出ます。
この時面白いものがなかったら、またゲームをはじめるかもしれませんが・・・
対処法をみて、引き戻してあげましょう。
ゲーマー親だからこそ、ゲームと子供のちょうどいい距離感についていつも考えています。
ゲームばっかりしているなら、何かあるのかもしれませんよ・・・
まぁ我が家の場合は一緒にゲームやっちゃうんですけどね。
次回はゲーマー親に育てられた子供はひきこもりになるのか?について我が家の場合をお伝えしようと思っています。(予定)
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