鍋のシメに起こった悲劇 なんでも適当だとこうなる

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最近めっきり寒くなってきて、暖冬で調子にのっていた私は対応できない。

というわけで、こんな時は鍋だ!あったまろう。

 

夕飯は白菜ばっかりの鍋に決定。

ちょっとピリカラにして、更に暖め効果を狙った。

完璧だ・・・今はこたつが熱いと感じられるくらいだ。

 

そしてシメをどうしようと思っていたのだけど、ここで私は思い出した。

そういえば夏の終わったときに、スーパーの最終処分的な価格だから買ったけど、食べる機会を失っていた「マルちゃん正麺冷やし中華ごまだれ味」が2コだけ残っていたではないか。

麺だけ入れればたぶん大丈夫。冷やし中華なら洗うけど、鍋ならとろみとか出て美味しいかもしれない。

 

家族にも冷やし中華入れるよ、っていっても別にそんなに驚かない。

調教がいきとどいてきたようだ。

本質を見極める目が定まってきたのだろう。麺は麺なのだ。

 

私はマルちゃん正麺冷やし中華の袋を破り、中のスープを取り出した。

そして冷蔵庫に入っていたたぶん鍋のシメとかに使ってあまったラーメンスープ(いつのかわかんない)を取り出す。

そう、冷やし中華スープとトレードすれば完璧なラーメンとして奴は仕事をしてくれるに違いない。

 

取り出した単体のラーメンスープは二つあった。

ひとつは「しょうゆらーめん」と明記してある。

もうひとつは何の味だか分からないが、先ほど取り出したマルちゃん正麺冷やし中華ごまだれ味のスープと酷似している。

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(左が冷やし中華ごまだれ、右が正体不明のラーメンスープ そっくり)

 

ごまだれスープのパッケージは黄色、正体不明のスープの方は赤。

このことから私は、醤油ラーメンのスープではないか?と推測した。

マルちゃん正麺の醤油ラーメンパッケージも真っ赤だもんね!

 

マルちゃん正麺のスープ同士なら相性もいいだろうと、私はしょうゆらーめんと明記された方を選ばなかった。赤い醤油ラーメンぽいものを選択したのだ。

 

鍋なので、下味はついている。スープも半量ほどでいいだろう。

赤い袋のスープを半分ほど投入したところで濃さを確かめるために味見をした。

 

「な・・・・なんだ???これは」

 

醤油ラーメンの味はしなかった。

といって、味噌ラーメンでもない。

半分残ったスープをのぞき見てみたら、茶色い色。味噌・・・なのか?

酸化していたのか?!

 

袋のスープをなめてみた。

 

「すっぱい・・・・だがコクがある!!!!!!」

 

それはまぎれもなく、冷やし中華ごまだれ味のスープであった。

オーーーー!奇跡!!!!!!

 

・・・・なんでパッケージ違うのに中身冷やし中華ごまだれ味なのよ。

ていうか、冷やし中華のスープ冷蔵庫に保存したの誰だよ・・・冷やし中華そんなじゃぶじゃぶで食べないよ。

 

なんか年の瀬に自分のヒキの強さに愕然としつつ、こんな奇跡は宝くじとかにしてくれよと思った。

 

あわててさきほどはじいたしょうゆらーめんの方を投入して味を調整する。

・・・・・・

すっぱいけど、こくがあって美味しいよ!うん。

酸辣湯麺とかあるもんね!

 

これから冷蔵庫にスープのストックをするときは、中身の味と賞味期限の明記をしようと誓い合ったのであった。

 

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