この記事では新型iPad(2018)とアップルペンシルでお絵かきする際の描きごこちはどうなの?ということをレポートします。
その他iPadの機能については触れませんのでよろしくお願いします。
実はこの新型iPadをお絵かき環境として選択するまでに
いろいろと悩んだ経緯があります。
まずはそちらから書いていますので、レポートだけサッとみたい人は
メニューから飛んで下さいね。
新型iPadを選択した経緯
板タブからの決別
もともとデスクトップパソコンでペイントソフトを使用してお絵かきをしていました。
使用していたのはペンタブレット(通称板タブ)
使ったことがある人ならわかると思うんですが、板タブは慣れが必要です。
パソコンと手元、離れていますからその感覚をつかむにはすぐに、というわけにはいきません。
きちんとした絵をかくためには下絵をスキャナーで取り込み
それから板タブで清書のラインをひく。
ところがスキャナーの絵の通りのラインがどうしてもひけない。
私の場合、丸い線を描こうとするとすごくブレブレになってしまい
何度もかき直すハメになりました。
絵を描けることは描けるけど、もう少しラクにならないだろうか・・・
キャンバスに直接絵をかけるようになれば・・・
あと板タブの問題点としてはペン先。
私はワコムを使っていましたが、ロウのようなペン先で
描きごこちはいいのだけど、すごく減りが早いんですよ。
板タブも古くて替え芯の確保も難しい。
そんな状態だったので、板タブはもうやめようと思ったのでした。
液晶タブレットとの出会い
タブレットについて色々調べていたときにみつけたのが液晶タブレット(通称液タブ)
液タブといったらものっすごく高くて、プロ仕様みたいな感じがあってあこがれの対象。
素人が手に入れられるようなものじゃないと思っていたのに
今、すごく安いものが出ているということに気がつきました▼
5万円から買えちゃうんです!
もうビックリ。
液タブ買うぞ!
でも最近ペイントソフトを起動するとPCがすごく重くなるときがあって
液タブ入れるならもう少しスペックアップしたいよな~と夫に相談したところ・・・
「デスクトップパソコンってもういらないでしょう?」
と言われてしまったのです。
う~ん、確かに子ども達はYouTube視聴にしか使っていないし
買い換えとなると大出費だし・・・
タブレットやスマホでじゅうぶんと言ったらまぁそうだよなぁ・・・
この環境のままつなげばすぐに絵が描ける、という液タブは魅力的だったけれどあきらめました。
(あと、絵師さんがみんな使っているらしいクリップスタジオがPC版はDL買い切り5000円とお安いのも魅力だった・・・)
タブレットとタッチペン
次に考えたのがタブレットとタッチペン。
最初に液タブ5万円という数字を見てしまったため、予算は5万円とかたくなに考えてしまった私。
まず最初に見つけたのがドスパラから出ているお絵かき専用タブレット
国産で老舗のメーカーさんだから安心感がある!
OSがWindowsだからクリスタも使える。
予算も5万。
(私が確認した日時では楽天さんのリンクからは転売価格になっていたのでご注意を)
大好きアマゾンレビューを読み込んでみると
画面が小さい(8インチ)とか、動作が重いとかあまり評判がよくない。
う~ん、筆圧感知もついてるしお絵かき程度ならこれでもよさそうだけど・・・
そこで筆圧感知でタッチペンが使える普通のタブレットを探してみた。
するとやはりお高い。
調べても安いラインのものは、タッチペンが筆圧感知アリで使えるのかよくわからない商品も多く
高いラインだとさすがに使えるけどお値段が・・・という感じ。
面白い商品でWindowsとAndroid両方乗ったタブレットというものがあって▼
【日本版正規品】CHUWI HI10 タブレット PC 10.1インチ Android 5.1/Windows10 4GB + 64GB 技適認証済
- 出版社/メーカー: chuwi
- メディア: おもちゃ&ホビー
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いちおうメーカーから出ている専用ペンを買えばペンも使えるらしい。
これならウインドウズバージョンで使えば、買い切りDLでクリスタ導入できるしいいのでは?と思ったけど
ハイブリッドゆえに重いなどのレビューがデュアルブートのタブレット全般にみられて
Androidは使わないのに重いのはなんかソンしてる、と思ってこちらも選択肢からはずれました。
そして新型iPadへ・・・
そんな悩みに悩んでいた時に知った
「新型iPad」
もう見られてた?というくらいのタイミングで登場。
なんとお値段大幅ダウン
しかもここ重要、今までiPadProという上位機種(7万円~)でしか使えなかった
アップルペンシル対応!!!
ハイスペックを求めないなら5万円台で筆圧感知つきのお絵かきできちゃうんです!
しかもみんな大好きアップル!!!
今までの悩みはなんだったんだ・・・
スーッと霧が晴れたような感覚。
ひとつ問題点があるとすれば、使ってみたかったクリップスタジオが買いきりではなく
アプリの月額課金になってしまうというところ。
お値段も980円となかなか高額・・・
調べてみますと、今ではクリスタの機能制限版で半額の課金ですむコースもあるみたいです。(月額480円)
クリスタの場合おためしが6ヶ月もあるので、その間じっくり使い倒して考えればいいのです。
というわけで私はついに決めました。
新型iPadをお迎えする!・・・・・と。
新型iPadとアップルペンシルでお絵かきレポート
本体とアップルペンシルを別に購入したので、先に本体だけ届きました。
というわけでとりあえずスマホとかで使えるスタイラスペンでお絵かき。
今回は無料のメディバンペイントを使用します。
ふだん子ども達の使うFireタブレットを見慣れていたので
9.7インチの画面はとても大きく感じます!
スプラトゥーンのボーイくんをササっとらくがき
ボーイ君とぐるぐるは「ペン」ブラシ。
ぐるぐるの2個目は入り抜き強制設定をしてある同じペンブラシ。
入り抜きすれば疑似筆圧感知っぽい絵も描けそうです。
ちょっとわざとらしい感じはしますね。
ペンが到着したので同じようにボーイ君をらくがき。
???
ブラシは同じ「ペン」なのになんじゃこりゃぁぁぁぁ!!!!
自然な入り抜き、絶妙な筆圧感知っぷり。
す・ご・い
ペン先はこんな感じでキャップのような形状。
気になるガラスの厚みによる画面とペンとの差のみえかたについては
私はすぐ慣れちゃって全く気になりませんでした。
ディスクタイプのスタイラスペンとの差は歴然。
ディスクないし細いので本当に描きやすい。
信じられない・・・
そのまんま思ったままの線がひけるなんて。
アップルペンシルさんスゲェ!
スタイラス使用時は2箇所感知してしまうとそちらが優先されてしまい
例えばペンを持って画面に手をつけると、ペンより先に手の方に反応してしまって思い通りの動きをしないということがありました。
アップルペンシルではそれはなかったです。ベッタリ手をつけても大丈夫。
あと、フデをたてないと描けないということもありません。
がっつり傾けても大丈夫。
ほんと、いつもと同じ描き方でイケます。
画面にペーパーライクフィルムというのをはると
紙のようなちょっとザラっとした感触で絵が描けるようになるらしいです。
更にいつもと同じ感覚でいけそう。
書き味向上ペーパーライク 保護フィルム iPad Pro 9.7インチ/iPad Air 2/iPad Air OverLay Paper OKIPADA/2
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メディバンペイント初めてでしたが、この感動の勢いで
スプラトゥーンのフェス応援イラストを描きました。
メディバン、初期設定のまま使ってますが、なかなかシンプルで使いやすいです。
今後クリスタとメディバンの比較記事なんかもかきたいと思ってます。
購入したのは32GBのWi-Fiモデルで色はゴールド(ピンクゴールドって感じです)
Apple (アップル) iPad 9.7インチ Retinaディスプレイ Wi-Fiモデル MR7F2J/A (32GB・スペースグレー)
- 出版社/メーカー: Apple(アップル)
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Apple iPad Pro Appleペンシル/MK0C2J/A
- 出版社/メーカー: アップル
- 発売日: 2015/10/14
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外には持ち出さないし、お絵かきにしか使わない予定なのでこれで十分だと思ったので一番安いモデルです。
思い通りの線がすぐに引ける感動
熱かったらクーラーの前で、
寒かったらこたつでお絵かきできる感動
いつでもどこでもすぐにお絵かき!
すごい今私はワクワクしています!
世界が変わりました。
お絵かき環境どうしよう?
と悩んでいる方のひとつの選択肢として参考になれば幸いです。
おまけ
アップルペンシルの充電方法の一つでこういうのがあるんですが・・・
ビジュアルがシュールすぎません?w
たぶん出先でちょっと充電するとき用なんでしょうけど。
ちゃんとケーブルでも充電できますのでご安心を。
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