【ネタ】暗黒のどうぶつの森ポケットキャンプ

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どうぶつの森は64版でそうとう楽しませてもらった。

それがスマホになるなんて・・・期待で初日にダウンロード。

かわいいどうぶつたちと、かわいいマイキャラ。

かわいい家具にかこまれて、毎日楽しいスローライフ!

・・・と思っていた。

 

どうぶつたちはランダムで出現する。

マップを開くと居所がわかるので、自慢の改造マイカーでむかう。

するとほしいモノを訴えかけてくる。頭の中に直接に?!

いや、頭の中までは踏み込んできてはいない。

かれらは勝手に欲しがっているだけなのだ。

欲しがりすぎて、何かほしいかバレバレなのである。

なのに世界に求められるのは忖度だ。

チョウチョを欲しがっているどうぶつがいるとする。

ここは虫取りができるキャンプゾーンだから、そこら中にチョウチョは舞っている。

もちろんどうぶつのまわりにも優雅に舞っている。

彼らはそれを知っていながら、チラ見して知っていながら

決して自分から狩りをしようとはしない。

私は必死にチョウチョを追いかけ、虫取り網でつかまえてそれをくれてやる。

すると猛烈に私のことをほめる。ほめまくる。

そしてすぐに次の要求をはじめる。

直接は要求していない。ただバレバレなだけなのだ。

「クソッ、わざとらしい・・・!」

それさっきも同じモノ欲しがってたじゃないかと心の中で文句をいいつつ

要求のモノをくれてやる。

するとまた猛烈に私のことをほめる。

まるでスター扱いなのだ。

そしてまた当然のように要求を始める。

3度目の要求をかなえると、彼らは満足してただのどうぶつになる。

マップから忖度チェックが消える。

今度はチェックのついた別のどうぶつのところへ向かう。

やることは同じだ。

これが彼らと仲良くなる方法なのだ。

驚いたのがブタが出会って間もないのにいきなりレアアイテムの

「タイ」を要求してきたことだ。

なぜ会ったばかりのお前にタイをくれてやらないといけないのだ・・・!

お前のこと、まだ好きにもなっていないのに!

ブタはタイを焼いて喰った。

私もいっしょにどうぞ!焼いて食べると何でもおいしい!とのたまった。

貴様を焼いてやろうか・・・焼けばなんでも美味しいのだろう?

グッと言葉を飲み込む。

ガマンするんだ・・・

奴らと仲良くなって、キャンパーレベルを上げないとどうぶつが来ない。

ということは家具の種類も増えない。

好きな家具を手に入れて将来遊んで暮らすためだ。

仲良くなると自分が雇われとなって運営しているキャンプ場に呼べる。

呼ぶときはどうぶつの好きな家具を設置して、いかにもキミ好みの場所にしたよ!

とアピールするが、キャンプ場に来ることが確定するとすぐに片付ける。

片付けた後はどうなっているかというと、自分好みの家具がおかれている。

そう、ダマしてどうぶつを引き込んでいるのだ。

しかし彼らはすぐに私好みに染まる。

キャンプ場のことをほめまくる。

チョロイぜ・・・お前らのこだわりはどこいったんだよ?

そうやってダマせば彼らはころっとついてくる。

だからここだけは、好きなどうぶつだけをダマして招待して楽園にしてやるんだ!

そう思っていたのに・・・

ウシ。

ウシがもぐもぐの実をいっぱいくれるんだ。

ウシはかわいくない。

もぐもぐの実も反芻されているようでいやだ。

けれどもぐもぐの実は食べ物系アイテムを制作するときに大量に消費する

超絶重要アイテム。

なのに出る数が少ない。

ということはもぐもぐの実をいっぱいくれるどうぶつは大事にしなくてはならないのだ!

かわいくないのに!

私はいずれこのウシを楽園にしたかった我がキャンプ場に呼ぶことになるだろう。

そして常設させることになるだろう。

毎ログインごとにキャンプ場をおとずれ、要求のないどうぶつたちにも

ひとりひとり「はなしかけ」をするだろう。

はなしかけると彼らはいそいそと秘蔵のアイテムやら、お金やらを貢いでくる。

居心地の良いキャンプ場を追い出されたくなくて必死のようだった。

ウシも必死でもぐもぐの実をくれるだろう。

必死にしなくても私はキミを追い出さないよ・・・

今のうちはね。

おっとあと1分でめあてのどうぶつが「いなくなる」から急いでマイカーで向かわなきゃ!

そして今日も明日もくだものを収穫し、つりをして、虫をつかまえる。

毎日楽しいです!

【おわり】

どうぶつの森

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amiibo リセットさん (どうぶつの森シリーズ)

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