なつかしい！同人ラミバッジの作り方講座

なつかしい！といっても知らない人にはラミバッジって何？って感じかと思いますのでそこらへんから。

ラミバッジというのは、ラミネート加工されたイラストを安全ピンを貼り付けバッジにしたものです。

その昔の同人誌即売会(一般的に知られるのはコミケだが、毎日のように小規模イベントは全国で開催されている)では薄い本といっしょにグッズ等の販売もあったわけですが・・・

(薄い本だってコピー紙というものがあり、その名の通りコンビニとかのコピー機で刷って本にするのだ。印刷時は消えたくなるぞ。今ではセブンのコピー機が面付けにも対応していてすごいんだぜ・・・)

今ほど技術などが発達していなかった時代。

グッズには100枚から安く作れるグラデーション便箋

文具屋で売っているラベルシールにプリントゴッコで印刷した手作りシール

ポストカードなどなど

弱小貧乏サークルは工夫して安くグッズを作り、安く売っていたのでした。

ラミバッジはその中の1つ。

個人で作れるお手軽グッズだったのです。

どんな感じかという参考に。

これは20年以上前に母から

「(たいやんの)妹のバザーでゲームの景品何にしようか困ってる」

という話を聞いて、ピンときてつくったものです。

(さすがに黄ばんでてボロいｗ)

同人ラミバッジでポケモンいっぱい作ったら子ども達喜ぶに違いない！

母に作り方を教えて、もう絵も私が描いた。

後はそちらにおまかせ～って感じだった。

後ほど話を聞いてみたところ、大人気だったと！

ピカチュウとかミュウとかライチュウとかいろいろ作った気がするけど

(ニョロモ達はシュミ)

やっぱり人気ナンバーワンはピカチュウで、すぐになくなってしまったんだとか。

ピカチュウ進化形のライチュウが人気出ると思って、大きめに作ったんだけど思惑とは違ってたみたいです。

(ピカチュウ人気は今も昔も変わらず！)

横道それたけど、簡単に個人で作れるものなので

私も過去風来のシレンラミバッジを作ってサークル出店したこともあります。

たぶん私世代の同人を通ったオタクならピンとくるはず・・・

なつかしい！と。

どうして今回突然ラミバッジの話になったかというと

ダイソーでこんなものを見つけてしまったからなのです・・・

うっそ！機械のいらないラミネートフィルムが100円で買えるの！

私にとってはラミネート＝ラミバッジみたいな所があったので

つい購入してしまいました。

昔は機械のラミネートにあこがれて、何度買おうかと思ったけど高くて・・・

それで手ではり付けるラミネートフィルムで作っていたのですよ。

そのフィルムだってそれなりのお値段していたはず。

・・・100均おそるべし。

同人ラミバッジの作り方

ダイソーの手貼りラミネートフィルムを用意。

それに好きなイラストをはさみます。

けっこうペラく感じたので、イラストは画用紙を使用。

(スプラトゥーン２のザコシャケ)

今の時代ならデジタルで描いて、おうちで光沢紙などに出力してもOK

今回は思いつき突発企画なのでほんとに今すぐできるものでチャレンジ。

油性ペンしかなかったのでちょっと貧相だけど・・・

上のニョロモたちはコピック使用。

コピックといえばダイソーのジェネリックコピックが話題ですが

いまだみたことありません・・・

2本100円と激安なのでみかけたらためしてみてもいいかも。

アルコールマーカーは発色が良くて乾きもちょっぱやです。

余白をつけて切り取ります。

袋の指示に従いラミネート加工。

その後、余白をつけてはさみでチョキチョキ。

まわりの余白でくっついているので、余白は必要です。

なぜかおうちに転がっているストローをちょん切りテープで中央にはりつけます。

今回はセロテープがなかったのでマステですが、セロテープがいいと思います。

ストローをはりつけたらそこに安全ピンを通します。

安全ピンをきちんと閉じたらできあがり。

カーテンにはりつけてみました。

安全ピンの取り扱いにきをつければお子様とも楽しめると思います！

今回使ったダイソーのラミネートシールはすぐはがれそう(粘着力が背景にしかなく、上のシールにはなさそうなので)ではあるので

あまり酷使はできなそうですが。

今ではラミバッジという言葉が死語なのか

無慈悲なグーグル先生。

今回レクチャーした作り方ではストローが出てきましたが、これは弱小サークル御用達。

もっとお金持っているサークルは安全ピンにプラ板と両面テープがついた高級品を使っていたのです！

そういや今では缶バッジは普通だし、アクリルキーホルダー(アクキー)だって

個人で1個から作れちゃう！

ああ、アクキーあこがれるぅ。

同人グッズもお店の？！と思うような豪華な品々ばかり・・・

時代は変わったなぁ。

ま、そんな時代もあったということで。

amazonベストセラー1位のラミネーター。やっす！